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設計で陥る、カウンターテーブルで勉強に集中できない落とし穴

公開日:2018.10.09 /更新日:2019/02/23

 

こんにちは! 藤川正宗です。先日、工務店ネットワークの総会に参加した際、桜天神社に立ち寄りました。弊社名がさくら建築で、「桜」と名前がつくものにはご縁を勝手に感じてしまいます(笑) 菅原道真を祀ってることで学業成就を祈念して、絵馬ではなく柄杓に願いと名前を書いて奉納されています。始めて見るとなんとも独特な風景です。学業に神頼みというか、願掛けも大切ですが、より現実的でロジカルな環境づくりも必要不可欠です。

ということで、日々の勉強をする場としてのカウンターテーブルの設計について少し書いてみます。

カウンターテーブルは一般的に、奥行が30cm~40cm、そして高さが床から70cmのものですが多いです。対して、小学校の机の高さは、身長120cmだと52cmと規定されています。これは、座ったときにこどもさんの足がブラブラしないか、しっかり足をふんばって座ることができるか、という大事なポイントになります。こどもさんが足をブラブラさせている姿はかわいらしくてほほえましく、私も大好きなのですが、集中して勉強してもらうという点では、これは大人でも同じことです。

70cmのカウンターテーブルであっても、たとえばE-Tokoのような足をのせる板がついてるイス、ステップチェアを使うのも、解決策のひとつです。こういうものならば、こどもさんの成長にあわせて正しい姿勢で長時間、勉強に集中することができます。

また、照明の付けかたにも、本やノートに適切な明るさがあたるようになっているか、部屋全体としてのバランスも大切になってきます。

そして、忘れてはならない最も大切なことは、こどもさんから「ねえ、見て〜」と言われたときに、しっかりと顔を見ながらコミュニケーションすることです。「自分が目の前にいることを忘れないでね」「こんなにがんばってることを評価してね」という、こどもさんからのメッセージを受け止めることで、自己肯定感の強い、これから自分一人だけでも勉強し続けることができる基礎づくりになってきます。

どうしても、家事の手を止めるというのは、わずらわしいものかもしれませんが、そのコミュニケーションは永い人生の中でも、ほんの一瞬です。「なんであのとき洗濯なんかしてたんだろう! なんであんな可愛いときに抱きしめてあげなかったんだろう!」と大先輩の西原理恵子先生もおっしゃってました(笑)

そういった点もふまえて、カウンターテーブルでこどもさんに勉強をさせてあげてください。

補足:西原理恵子さんというのは「毎日かあさん」など、ハチャメチャで壮絶な人生を掛かれている高知出身の漫画家さんです。

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