こんにちは! 藤川正宗です。
暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものでして、本当に日中の暑さもやわらぎ、これまで朝晩は涼しくても最高気温は35度、36度になってたのが、いきなり31度くらいになるんですから、いったい全体どういう仕組みになってるんでしょうかね?
とはいえ、肉体労働すれば体温は上がるので、空調服は欠かせませんね。空調服のファンが後ろについてるのが一般的で、これが腰を冷やすんじゃないかと、それで腰の痛いのがさらに悪化してるんじゃないかと、そういう心配からファンが脇の下にあるサイドファンタイプの空調服を買ってみましたら、やっぱり良いような気がするのですが、そういうどうでもいいことは興味ないですよね、すみません、今月もがんばっていきます!
さて、フラット35の金利情報です。前月と変わらずの1.82%という金利になっています。
詳しくは、以下のリンクからダウンロードして参考にしてください。
先日のニュースでは変動金利も上がりますよ〜と言われ、すわ、固定金利もどうだ? 自民党の総裁も変わったしどうだ? と思っていたのですが、そんなにすぐには反応しないのか、前月の9月と同じ金利となりました。これからの動きは要注意ですね。
とはいえ、変動金利と固定金利の金利差はまだまだ大きいので、固定金利で35年払い続けていくパターンと、変動金利で始めていくらかの金利上昇を予測して35年払うパターンの比較が必須になってきます。ここのところ、お客様への住宅ローン説明では、必ずこういった比較説明をしています。
というのも、金利が0.1%変わると、例えば3000万円お借り入れの35年ローンだと、総支払額で60万円以上の差が出てきます。月々の返済額では分かりにくいかもしれませんが、35年積み重ねるとそれくらい大きな金額になります。予算調整でオプションを増やしたり削ったりの60万円になりえます。そもそも、たとえば3000万円のローンを組んだとしても、返済する総額は4064万円です。けっこう多いですよね。
こうして毎月、この一覧表をつくっていると、金利からひとつずつ計算していってるので、こういう数字にはシビアになってきます。細かくてすみません。
そういうこともあってなおのこと、最近は、安い変動金利にした場合、どのくらい金利が上昇したら固定金利よりも高くなるだろうか、という損益分岐点を出すようなシミュレーションの計算も重視しています。ウチだけでなくどこで家を建てられる場合であっても、こういう計算をしてからの判断をおすすめします。
この「住宅ローン金利・年収・返済額一覧表」は、フラット35の標準金利が右上に書かれ、借入金額とそれに必要な年収、毎月の返済金額、35年の総支払額を計算しています。
年収から借りられる金額を調べるのにも、借りたい金額から必要な年収を見るにも、月の返済額から計算するのにも使えます。
これです ☞ 「今月の住宅ローン金利・年収・返済額一覧表」
省エネ住宅に優遇のあるフラット35Sの金利はもうちょっとお安いですし、年数、Aコース、Bコース、団体信用保険の有無で変わってきますし、実際に住宅ローンを組む際には50年くらいの長期のライフプランと、定年退職時の残債額を検討しないといけないので、お気軽にご相談ください。
※ この「金利一覧表」は、私、さくら建築が見様見真似でつくりましたので、計算間違いとかあったらごめんなさい。
あと、これは大事なことなんですが、住宅ローンの審査基準はあるんですが、それも窓口の対応で左右されるという事実を知らない方も多くて、変な失敗をされる方も多くいらっしゃいます。経営者だと、会社が絶対に3年連続黒字じゃないと審査に通らないという誤解も広まっていますが、正しい審査の通し方というのがありますので、そういったこともお気軽にご相談ください。
派遣社員や契約社員、アルバイトだと住宅ローンが組めない、と思い込まれてる方もあるかと思いますが、実はそうでもなく、家計的に返済ができるようならそんなに問題ありませんし、勤続も2年とか長くなければ、と思われてるかもしれませんが、2ヶ月ほどあれば承認されます。ただし、どこの窓口でも、というわけではありません。
たてえば、の話ですが、とあるところでフラット35の申し込みをしたのに保留となってしまった事例。理由としてよく上げられる、「派遣社員」として働かれていましたが、ちゃんと申し込みをし直すと、諸費用まで含めて承認された事例も最近ありました。
ほんとに奥が深い、いろいろやりようはあるのが、住宅ローンなんですね。
フラット35については公式サイトをご覧になってください☞ フラット35