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結露は窓まわりだけじゃないですよ、というお話

公開日:2018.06.19 /更新日:2019/02/23

 広島の先輩建築家に誘われて、東洋大学、土屋名誉教授のお話を聞きに行きました。土屋先生は建築内部の気流や結露の専門家で、第一人者でらっしゃいます。気密測定のプロフェッショナル、西村さんのとなりで副音声のような解説を聞きながらの聴講、なんともぜいたくです!  あいかわらずやる気まんまん最前列です(笑)

 

つまるところ、換気ができていないと結露はします。それは冬でも夏でも、温度差があって湿気があると必ず発生します。窓まわりだけじゃなくて、壁も、屋根も、小屋裏も、家の中、全てにおいてきちんと設計しないと結構たいへんなことになってしまいます。しかも、そんなにまれなことではないんです。雨漏りかな?と水がしみでてるのが、実は結露だったというのが多いんです。古い家だけじゃないです。事例発表では、築2年で釘が錆び朽ちて折れたり、下地合板がボロボロに朽ちるくらい水浸しになることもあるんです。ある意味、雨漏りよりひどいです。

 

こういうことのないように、本当の意味で建築のことがわかってる人に家づくりを頼みたいですね。

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