普通は洗濯干し場なんて、洗濯物が干せればいいのかもしれませんが、既存屋根との取り合いでかなり苦労したのはさておき、道沿いのよく見えるところでもあるので、主屋の雰囲気を崩さず、とはいえすこしはモダンな感じにしたいというお客様からの要望に応えてみました。目隠しの板張りにするのはいいにしても、普通は屋根をポリカ波板にするところをスッキリしたシャープさを出すために、ポリカのフラットパネルを使いました。雨仕舞いがむずかしいので、対策を考えたり、収まりもいろいろ考えてたら案外きれいにできてしまいました。
特筆したいのは、雨どいです。建築デザインの歴史は、雨どいをどう見せるか、見せないかとの戦いの歴史でもあります(笑)それは冗談として、色が違うと雨どいはよく目立つので、縦だけでも隠してみました。できれば最後の下の横引きは埋設しておきたいところですがそこまでの予算もなく、、、、
他にもいろいろ工夫してみたところはたくさんあるんですが、とにかく明るくて通気も良くなかなかの洗濯干し場ができあがりました。
たかが洗濯干し場、されど洗濯干し場、ですね。