こんにちは! 藤川正宗です。
今日はちょっとかわったご質問を受けたので、お答えしたことをこちらにも書いておこうと思います。
これまで人よりもたくさんの賃貸を住み渡ってきて、とにかくキッチンには毎度ご不満をお持ちだったそうで、マイホームを建てるからには、とにかくキッチンだけは力を入れてオシャレにしたい、ほかはインテリアで揃えるからシンプルにつくってくれたら良い、とにかくオシャレなキッチンにしたいし、あまり見たことのないメーカーのキッチンが良い、というご質問でした。
LIXILさんやクリナップさんではなく、とにかく見たことがないのがいい、ということでした。
トーヨーキッチンさんも良いんじゃないですか? と訊ねてみると、ちょっと系統が違うという。。。むずかしいですね。
☞ トーヨーキッチン公式サイト
もちろん、標準仕様にしていますトクラスさんのキッチンについてもご説明しました。極厚の人工大理石のワークトップにもご興味を持っていただきましたが、もっと!かわったものを!ということでした。
☞ トクラスのキッチンのご紹介
もう、キッチン、キッチン、という情熱がすごくて、その熱すぎる想いに応えるには、ここかなぁ、と思ったのが、いまオシャレで大注目の、グラフトテクトさんのキッチンです。
いつもファーストプランでお出ししているトクラスさんのキッチンは実用性バツグンの質実剛健、そしてちょっとオシャレなキッチンとしていつも大満足の合格印をいただいていますが、どちらかというと建築家デザイナー向け全開に振るとなると、グラフトテクトになります。
HPはこちら ☞ グラフトテクトさんのサイト
さて、まずは一般的なお話から順に始めましょうかね。
最近の間取りはLDK、リビングとダイニングとキッチンが1つの部屋として一体化しているので、キッチンの流し台、もちろんカップボードもインテリアの要になっています。リビング、ダイニングからよく見えるので、機能性だけでなく、素材感も重要になってきますね。
そんな中、理想のキッチンを目指して最上のオーダーキッチンをつくられている「kitchenhouse」が「手の届く価格で家具のような良いキッチンを届けたい」というコンセプトで新たにつくられたブランドが「グラフトテクト」です。
価格も75万円と85万円しかない、というシンプルな設定。デザインと品質は「kitchenhouse」の系譜を引き継いでいるので素晴らしい、のひとこと。
と書くとなんだかありきたりの売り文句にしかなりませんが、実際のところ、「kitchenhouse」は300万、600万、900万となるのが当たり前のキッチンというか、なんなんでしょう、家具か建築か、そういう高級特注ブランドになっています。
それが、名前を変えてほんとに手の届く価格になってる、というのがポイントです。
しかも、お客様主体になってキッチンを決めていくというスタイルです。
同じ形態では「サンワカンパニー」さんがあるんですが、リーズナブルに傾倒しているので、耐久性という点では、定期的に交換することを前提に計画されるのがいいようです。サンワカンパニーもバッチグーなんですけどね。
グラフトテクトのショールームは、ここから近いのは岡山になるんですが、オンライン説明も受け付けてくれるので、家からでもどんなにすごいのかを確認することができます。でも最後はやっぱり実物を確認していただきたいですね。
金額もオプションをモリモリすれば高くはなるんですが、WEB見積も会わずにPCだけで完結してしまうので、目安も立てやすくなっています。
★ ★ キッチンをグラフトテクトで選ぶ際の注意点 ★ ★として、間取りを決めるよりも先にキッチンを検討する必要があることです。生活の中心軸をキッチンと考えているメーカーなので、どんな暮らし方をしたいか、をヒアリングしながらキッチンのレイアウトが自然と決まってきます。それに応じた間取りのプランニングをする必要があるので、間取りが先に決まってしまうと、出戻りになってしまうんですね。
ということで、デザインに大きく振り切ったキッチンにされたい、という方はこのグラフトテクトさんにまずは相談されて、良い感じになったら工務店にお声かけください。
訪ねる順番が大切です。ご質問をいただいたお客様にも、まずはグラフトテクトさんへ行ってもらうことにしました。キッチンだけでなく、テレビボードやソファー、ダイニングテーブルまで、家具一式まるごと相談できるようにもなっているので、ここでインテリアが決め打ちされてしまいますね。グラフトテクトさんの系統がお好きなら、揃えられたら良いと思います。
あとは性能よく、敷地と暮らし方にあった建物を工務店が設計してつくればいいだけのことです。