こんにちは! 藤川正宗です。
お盆休みはありませんでしたが、前後にはあちこちお墓参りして、供養と報告をしてきました。
さて、ついに、10月から消費税が8%から10%に増税されますね。
9月中にマイホームの引き渡しはもちろん、
契約を3月末にすれば10月以降に建っても
8%になる特別措置の駆け込み需要も見送り、
「あ〜、もう2%も支払いが増えるなら、
マイホーム建てるのやめよっかなぁ」
なんて思ってしまう人のために、お知らせです。
10月からは消費税が増えるだけではなく、
プラス要素が6つも増えていくんです \(^ω^)/
さっそくご説明しますね。
ここでは、あくまでも一般的な事例ですから、
個人個人で条件が違ってくるのは、わかりますよね?
条件要因は、年収、借入額、契約日、入居日、贈与額、などで左右されます。
事例:建物2400万円、土地:1500万円、
自己資金400万円、贈与1000万円、借入3000万円、金利1.41%、
年収450万円、35年ローン、11年目ローン残高2211万円
たとえば、11年目の住宅ローン減税は
いくらくらいになるでしょう??
建物額の2%が48万円、
ローン残高が2211万円なら、その1%が22万円、
所得税&住民税減税額は(所得税8万と住民税17万なら)
8万+11万の19万円です。
これを比較すると、
「ローン残高1%」>「所得税&住民税減税額」>「建物2%」
という関係になるので、
結論としては、11年目の住宅ローン減税額は16万円、
となってきます。
これはひと月あたりで換算すると、
16万円 ÷ 12ヶ月 =13,333円になります。
毎月の支払いで、これだけの金額がお得になってる計算なんですね。
建物の消費税額は48万円もの差があります。
やっぱり2%は大きい。高くなりますねぇ。
住宅ローン減税額は、3年延長されるので、
すまい給付金と合わせた額で計算し、
210万円と、278万円を比較すると
68万円も減税額が多くなっています。
住宅ローン返済額は毎月1,000円くらい増えるので、
35年では43万円の差が出てきます。
住宅資金贈与税でも35万円がかからずにすみます。
これをトータル計算します。
ー48 + 68 ー 43 + 35 = 12万円
ということで、
消費税が上がると、損した気分になりますが、
トータルでみると、それを上回る減税で、
この事例では、12万円も得してるということなんですね。
他にも、見ておくと得するんだなぁって
数字はあるんですが、今回はひとまずこのへんで。