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さくら建築

担当させていただきます、藤川正宗です!

こんにちは! 担当させていただきます、藤川正宗です。昭和53年6月26日生まれの身長190cm、体重83kgです。

 妻と三人の息子(高3、中3、中1)と一緒に、三良坂の長田で築90年の古民家を改修しながら暮らしています。道路側の隣に2階建ての離れがあったんですが、こちらもリノベして「さくら建築」の事務所にしています。

 基本的に接客の際も、いつも作業服の格好で失礼しておりますが、これには理由がありまして、私は「いつも現場にいるからこそ施工品質を担保できる」という気持ちでお仕事させていただき、常に現場対応できるように、作業服でお打ち合わせもさせていただいております。お打ち合せの前後はほぼ、現場に出ずっぱりになっていますので、ご了承下さい。

 経歴としては、小さい時から丁稚入りして大工一筋、、、というわけではありません。生まれは四国の高知で、男5人兄弟の長男として、太平洋を眺めながらすくすく育ち、広島経済大学へ。学校卒業後は家業を手伝いながら、製薬会社に勤めておりました。

 しかし、リハビリ、訪問介護、かかりつけ医制度と地域包括支援制度の普及、ER部門設置などを実家の近森病院でしてきましたが、いくら患者さんに治って自宅復帰してもらっても、繰り返し何度も入院されてくる現実。同じ人が平均4.3回緊急搬送されてくるのは、住宅環境を良くしなければ改善されない、それをできるのは私しかいない、と決意して、戸建て住宅部門をたったひとりで設立することにしました。社会医療法人なので、完全に資本関係は離して独立採算でやっております。

 県立高等技術専門校で建築の基礎を学び、現場で手刻みの経験を積み、古民家リノベーションを手がけながら、工務店や建築士を集める勉強会を広島市で隔月主宰しています。全国規模の工務店ネットワークでは、たくさんの仲間と先進的な工法・設計の検証をしたり、効率的な段取り、建材メーカーへのコストダウン交渉、顧客ニーズへの対応などを切磋琢磨してきました。

 2008年のリーマンショックで建築業界全体が大きく落ち込むのを機に、妻の伯父が営む建材店でリフォーム事業を担当して、備北地域特有の古民家リノベーションを数多く手がけてきました。解体して初めてわかる、古民家特有の経年変化の様子をたくさん見てきました。この時の経験が「長く住まい続けるための家づくり」という考えの基盤になりました。独立採算制を請われて分社化し、さくら建築株式会社として創業。妻と息子たちが生まれ育ったこの三次に、しっかりと根を張り、地域密着の誓いをたてて、がんばっております!

こういった経歴なので、よくあるハウスメーカー、工務店とは向かう先がちょっと違っています。もともとは実家においてグループ全体で2,000人を越えるまで経営に携わってきたので、規模拡大や売上追求への興味はもうありません。あるのは、いかにリーズナブルに住宅性能を引き上げることができるか、という技術の追求と蓄積です。小さなこじんまりとした工務店でも、高気密高断熱の住宅性能が担保できることをモデルケースとしてつくり、全国の小規模な工務店にそのノウハウを無料で広めて、日本全体の家庭内事故を減らすことを目的にしています。そのために必要な技術蓄積として、古民家の高断熱改修リノベと、高性能な新築住宅をメイン事業にしています。

仕事以外のことも。。。学生時代に茶道と坐禅に誘われ、今では上田宗箇流の正教授として県立大学庄原キャンパス茶道部を指導しています。坐禅も細く長く続けておりまして、臨済宗円覚寺派で得度しました。30代で誘われて始めた古武道・居合道は三段になりました。庭は広いので、春から秋にかけての草刈りは大変ですが、やりつづけていくと、これはこれでひとつの趣味になるんじゃないかと思えてきました(笑) 会社においてある薪ストーブも、現場の廃材を焚きつけにしてます。薪づくりというのも新たな趣味になりつつあります。これもやってみると奥が深くハマります。

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